医療や介護の現場で25年間、多くのシニア世代とそのご家族の「リアルな暮らしと人生の節目」に寄り添ってきた清水智子行政書士事務所が、介護が始まったときに最も重要なパートナーとなる「ケアマネジャーとの上手な付き合い方」と、家族の負担を劇的に減らすための「最強の介護チーム作りのコツ」をわかりやすく解説します。
「ケアマネジャーさんにどこまで困りごとを話していいのかわからない」
「介護の負担が大きくて限界だけれど、うまく相談できない……」
福祉の現場の最前線でケアマネジャー(主任介護支援専門員)および社会福祉士として走り続け、数々の介護家族の汗と涙に寄り添ってきたからこそ語れる、「ケアマネジャーの心を動かし、味方につけて、家族が絶対に孤立しないための付き合い方の知恵」をお伝えします。
そもそもケアマネジャー(ケアマネ)ってどんな存在?
ケアマネジャーは、一言でいうと「介護サービスの総合プロデューサー(設計士)」です。
親御様やご家族の困りごとを丁寧にヒアリングし、心身の状態に合わせた「ケアプラン(介護の設計図)」を作成します。さらに、デイサービスやヘルパー、福祉用具のレンタル業者、医療機関など、様々な専門家との間に入って連絡や調整を行う「窓口(ハブ)」の役割を一手に引き受ける、介護生活において最も頼るべきパートナーです。
ケアマネジャーと上手く付き合い、味方にする「4つのコツ」
ケアマネジャーも一人の人間です。ご家族がちょっとしたコツを意識して接するだけで、お互いの信頼関係が劇的に深まり、より手厚いサポートを引き出すことができます。
コツ1:「生活の困りごと」だけでなく「本音や生活の歴史」を伝える
「足腰が弱って歩けない」「お風呂に入れない」といった表面的な事実だけでなく、親御様の「これまでの人生の歩み」や「本当はどんな生活を送りたいか(QOL:生活の質へのこだわり)」をぜひ教えてください。
- 「元々は頑固な職人で、他人に手伝われるのが大嫌いな性格なんです」
- 「恥ずかしがり屋だから、大勢のデイサービスより小規模なところが馴染めるかも」こうした「人柄や本音」が分かると、ケアマネジャーは親御様の心に寄り添った、より的確でオーダーメイドなケアプランを作ることができるようになります。
コツ2:「家族ができること・できないこと」の境界線をハッキリ伝える
「親のためだから」と、ご家族だけで無理をしてがんばりすぎてしまうケースが非常に多いです。しかし、無理は絶対に長続きしません。
「仕事があるため、平日の日中は絶対に介護ができません」「夜間のオムツ交換だけは、体力的にも精神的にも限界です」というように、できないことは最初からハッキリと伝えてください。
ケアマネジャーは、家族の「できない部分」をプロのサービス(ヘルパーやショートステイなど)で埋めるために存在しています。限界を迎えて倒れてしまう前に、本音を共有することが最強のチーム作りの第一歩です。
コツ3:連絡は「メモ」や「連絡帳」を上手に活用する
ケアマネジャーは日々、多くの担当利用者の自宅や介護施設、役所などを飛び回っているため、日中は電話がつながりにくいことがよくあります。
緊急時以外の相談や、日々のちょっとした変化(「最近、夜中に起きることが増えた」「デイサービスを楽しそうに話していた」など)は、デイサービスの連絡帳に書き添えたり、短いメモやメール・LINE(事業所が対応している場合)で残しておくと、ケアマネジャーも落ち着いて内容を確認でき、実務への連携がスムーズになります。
コツ4:合わないと感じたら「担当者の変更」をためらわない
ケアマネジャーにはそれぞれ得意分野(医療系、福祉系など)があり、コミュニケーションの相性もあります。
「こちらの話を全然聴いてくれない」「事務的で冷たい」「提案されるサービスが的外れに感じる」といった場合は、我慢せずに担当者や事業所を変更してもらうことは法律上いつでも自由です。
直接本人に言いづらい場合は、そのケアマネジャーが所属している事業所の「管理者(上司)」や、地域の「地域包括支援センター」に相談すれば、角を立てずにスムーズに変更の手続きを進めてもらえます。
家族の負担を減らす「最強の介護チーム」づくりのロードマップ
介護は、家族だけで抱え込む「個人戦」ではなく、プロを巻き込んだ「団体戦」です。以下のステップでチームを組み立てていきましょう。
1.ケアマネジャーをチームの「リーダー」に据える:ステップ1。
まずは家族とケアマネジャーの間で「家族だけで抱え込まず、プロの力を借りて親の在宅生活を支える」という共通のゴールを確認し、密な信頼関係の土台を作ります。
2.「サービス担当者会議」でプロの知恵を集結させる:ステップ2。
ケアプランを作成・変更する際、ケアマネジャーの呼びかけで、ヘルパーの責任者、デイサービスの相談員、訪問看護師、福祉用具の専門員など、親御様に関わるプロが一堂に会する「サービス担当者会議」が開かれます。ここで家族も一緒に「今の課題」と「これからの目標」を顔を合わせて共有することで、チーム全体の足並みが揃います。
3.「制度外の地域の力(インフォーマル)」もチームに巻き込む:ステップ3。
介護保険のサービス(ヘルパー等)だけでなく、近所の方の声かけ、地域の配食サービス、シニア向けのサロン、ボランティアなど、地域の横のつながりもチームの大切な一員です。ケアマネジャーと相談しながら、暮らしの隙間を埋める地域のネットワークを広げていきましょう。
4.月1回の「モニタリング」でチームの動きを修正する:ステップ4。
ケアマネジャーは法律上、最低でも月に1回は必ずご自宅を訪問し、本人の様子やプランが適切かを確認する義務(モニタリング)があります。このときに、「最近こんなことで困っている」「このサービスは本人に合っているみたい」といったリアルな感想をチームのリーダーであるケアマネジャーにフィードバックし、常に最適な状態へとチームの動きをアップデートしていきます。
法律と福祉をワンストップで繋ぐ、清水智子行政書士事務所ならではの強み
介護生活を円滑に進める上で、もう一つ忘れてはならない非常に重要な現実があります。それは、介護が必要になった(足腰の衰えや認知症が進んだ)タイミングでは、「親御様のお金の管理(財産凍結リスク)」や「将来の実家の処分(空き家問題)」、「もめないための遺言書の準備」といった『法律の課題』が必ず同時に発生しているということです。
福祉の現場(ケアマネジャー)に法律や不動産の相談をしても「それは専門外です」と言われ、弁護士や一般の行政書士に介護の愚痴や手続きの相談をしても「それは役所やケアマネに聞いてください」とタライ回しにされてしまうのが、今の日本の縦割り制度の最大の弱点です。
当事務所は、法律の専門家(特定行政書士)としての確実な法務実務と、介護の専門家(指定居宅介護支援事業所ソーシャルサポート清水)としてのケアプラン作成が完全に一箇所で同時に解決できる、徳島でも極めて珍しいワンストップ環境を整えています。
「親のケアプランの相談と一緒に、将来認知症で口座が凍結しないための『任意後見』や『家族信託』の準備もしておきたい」
「きょうだいで揉めないように、介護の苦労をしっかり考慮した遺言書(寄与分の配慮)を作りたい」
そう思ったら、どうぞ他の窓口へ行く前に、まずは私にお話をお聞かせください。
25年間、福祉の現場でみなさまと一緒に汗をかき、涙を流してきた「街の保健室の先生」として、そして「何でも話せる徳島のおばちゃん」として、あなたのご家族が安心して笑顔でこれからの生活を送れるよう、トコトン寄り添って伴走いたします。どうぞ安心してお気軽にお頼りくださいね。
- 初回相談無料(もやもやした不安や日々の介護の愚痴も、そのままお聞かせください)
- ご自宅や病院、介護施設への出張相談も喜んで対応いたします。
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